著:結城隆臣
刀剣乱舞の二次創作。神喰竜也の物語。
流血・暴力的表現や刀さに、BL表現が含まれます。
※刀剣乱舞の世界観の自己解釈と、マイ設定があります。
※史実に忠実ではありません。
※いろいろ都合よく解釈しています。ご注意ください。
※史実に忠実ではありません。
※いろいろ都合よく解釈しています。ご注意ください。
「三日月」
縁側で日の光を浴びながらまったりとお茶を飲んでいる時に主が名を呼ぶ声が聞こえたら、1回目は敢えて振り向かず無視をする。
「三日月」
そうすると再び名を呼ばれるからここでやっと振り返る。
そして、じっと主を見つめる。
「三日月」
「どうした?」
3度目で返事ゆっくり返事をする。
この時、優しげな笑みを浮かべることを忘れてはならぬ。
すると、主が席を立って隣にやって来るのだ。
すると、主が席を立って隣にやって来るのだ。
「休憩か?」
「ああ」
主が隣に座ったのを確認したら、そっと茶器に手を伸ばす。
ここで本当に休憩なのか、甘えたいだけなのか大体わかる。
「茶を煎れよう」
「不要だ」
不要なときは甘えたいだけの確立が高い。
茶器を戻して、伏せ目から主の方を見つめると視線が一瞬交差して、それがパッと離れて行く。
そこまですれば、休憩ではないことは明確だ。
こんな時はそっと肩を引き寄せ、頭を撫でて。
そして、子供のように止めろと叫ぶ主をしっかりと抱きしめる。
少々暴れはするがじきに静かになる。
その後は優しく名前を呼んで、こちらに向けられた顔を包んで軽く口吸いでもすれば、元の元気な主が完成するのだ。
まぁ、代償の平手の1つくらいは名誉の負傷とでも考えておこうか。
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