2人で歩く。その先は・・・


よっ!こっちこっちー。

お仕事お疲れ様。

今日、早く上がれそうだって聞いたから、どうしても会いたくってさ。

俺、マジで頑張って、仕事片付けてきた!(笑い声)

あぁ、お互いにお疲れ様、だな。飯でも食いにいくか!

俺が奢るからさ。何食べたい?

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ふぅー。食ったー。美味しかったな。

やっぱさ、1人で食うと、どんなも美味いもんでも、なんか味気ない気がするけど。

お前と一緒なら違うわ。

ん?なぁーに笑ってんの?

そうだな。いつでも一緒に居れたら・・・な。

・・・俺は、いつ何時(なんどき)だって、お前と一緒に居たいって、思ってる。

お前もそう思ってくれてる・・・よな?

うん。ありがとな。

けど、お前は、今はやりたい事があるんだろ?

俺も、いま任されてるポジションに、やりがいを感じてるからさ。

毎週末とか、こんな風に、お互い時間が偶然空いた時しか会えないもんな。

(笑い声)謝る事じゃねーよ。

お前の心の準備と、今の仕事をやり切ったって、感じたらでいいよ。

今の時代さ、結婚って枠に囚われない関係も、認められてるんだし。

・・・まぁ、俺は、お前が家でご飯作って待っていてくれるのも、仕事定年して、2人で旅行とか行きまくる・・・ってのも、いつか見えるって思ってるけどな。

(笑い声)日常回なんて、こうやっていくらでも、2人で一緒に増やしていけるだろ?

思い出は1個でも多い方がいいじゃん。だから、そのためにもさ。

今はまだ、短い時間しか共有出来ないけどさ、いつかは一緒に暮らしたい。

そして、お前とたくさんの時間を共有したいって、思ってるよ。

うん、待ってるよ。お前が気の済むまで頑張りな。

俺も、お前のこと、不自由させないように、今よりもっと強くなるからさ。

あ、もう駅着いた・・・早いな。

うん、また週末な。おやすみ。